ETIAS(エティアス)申請・申込はこちら:ヨーロッパ電子渡航認証サイト

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2026年よりEUへの渡航には
ETIAS(エティアス)が必要に
なります。

ETIAS申請開始年度

ETIAS申請開始年度

2026年
入国にETIASが必要な国

ETIASが必要な国

30か国
申請が必要な国籍の方

申請が必要な国籍の方

59か国
申請費用が必要な年齢

申請費用が必要な年齢

18歳以上

ETIASとは

ETIAS(エティアス)とは新たにEU諸国へ入国する際に必要となる「事前渡航認証システム」です。

ETIAS(エティアス)申請の正式名称は"European Travel Information and Authorisation System"と表記します。日本語では「欧州渡航情報認証制度」と訳され、一般的なEU諸国への旅行に際し簡単な手続きでビザが不要になる便利な渡航認証です。すでにアメリカで運用中のESTA(エスタ)や、カナダのeTA(イータ)と同じくヨーロッパでも導入されることになりました。なお、ETIAS(エティアス)は2026年からの導入を予定しています。

ETIAS(エティアス)はEU諸国(ETIAS加盟国)への入国を希望する国外の申請者に対し審査を行い、渡航者が安全で入国に相応しい人物かをデータ照合と質問により判断する制度です。氏名や国籍などの基本情報に加え、犯罪歴や紛争地域などへの渡航歴も審査規定に含まれます。EU諸国への入国に必要なビザを取得していない方は、渡航前にETIAS(エティアス)申請が必須となります。ETIAS(エティアス)申請時に登録したパスポート情報は欧州警察機構(ユーロポール)などの国家機関に提供され、厳密な照合と適切な審査が行われます。

ETIASの基本情報

ETIAS(エティアス)は、ヨーロッパ諸国へ渡航する際に必要となる電子渡航認証です。90日以内の観光や商用、乗り継ぎを目的に入国する場合は事前に申請が必須となります。

ETIAS申請では申請フォームに申請者情報、パスポート情報、連絡先情報などを入力し、適格性の質問(犯罪歴、過去のオーバーステイの有無)に回答します。申請前にパスポート、メールアドレス、クレジットカードをご準備ください。

なお、決済に使用するクレジットカードは、申請者と名義が異なっていても審査に影響はありません。

申請後の審査で承認されると、「渡航認証許可」の通知がメールで届きます。通常審査結果は当日中に通知されますが、申請内容によっては追加書類の提出が求められるケースもあります。その際は審査に最大30日間かかる場合もあるため、渡航が決まった段階で申請手続きを行いましょう。

ETIASは取得してから3年間有効で期限内は何度でもヨーロッパ諸国への渡航が認められますが、パスポートの有効期限日を以てETIASも失効となるため注意が必要です。パスポートの有効期限が迫っている方は、事前に更新した上で申請を行いましょう。

ETIASは2026年内の導入を予定していますが、開始から6か月間は未取得の方もヨーロッパ諸国への入国が認められます。詳しい導入時期については、こちらのEU欧州連合サイトにてご確認ください。

ETIAS(エティアス)申請が必要なEU30か国

2026年より以下の30か国へ渡航をする際はETIAS(エティアス)が必要となります。

ETIAS(エティアス)はビザを取得することなくヨーロッパの対象国に渡航できる認証制度です。利用目的は一般的な観光か短期ビジネス、または対象国での乗り換えに限定されます。
航空機、船舶、陸路などで搭乗・移動する前にETIAS(エティアス)申請の有効性が確認されるため、ETIAS(エティアス)申請が承認されていない場合、旅行者は飛行機、船舶、バスなどに搭乗することはできません。第三国へ向かうために下記30か国にてトランジット(乗り継ぎ)する場合においてもETIAS(エティアス)申請が必要となります。

アイスランドイタリアエストニアオーストリアオランダギリシャスイススウェーデンスペインスロバキアスロベニアチェコデンマークドイツノルウェーハンガリーフィンランドフランスベルギーポーランドポルトガルマルタラトビアリトアニアルクセンブルクリヒテンシュタイン、 クロアチア、ブルガリア、ルーマニア、キプロス

ETIAS(エティアス)申請が必要な国については「ETIAS(エティアス)申請対象の国」をご確認ください。
ETIAS(エティアス)申請や導入背景については「ETIAS(エティアス)申請とは?」をご確認ください。

ETIAS(エティアス)申請とは

※シェンゲン協定加盟国の追加により、ETIAS申請対象国は変更となる場合があります。
※アイルランドおよびイギリスはシェンゲン協定における「国境検査撤廃制度」の対象外となるため、ETIAS(エティアス)の申請は不要です。

イギリスおよび北アイルランドへの渡航について

イギリスおよび北アイルランドは欧州地域に位置していますが、2025年時点でシェンゲン協定には加盟していません。シェンゲンビザやETIAS(エティアス)申請の加盟国にも該当しないため、イギリスおよび北アイルランドへの渡航には個別にビザを取得する必要があります。また、ビザを利用した渡航となるため、シェンゲン加盟国を往来する際は国境で入国審査が求められます。例え一般的な観光旅行であってもビザが必要となるため、渡航前に大使館や領事館のウェブサイトにてビザ申請方法をご確認ください。
なお、イギリスおよび北アイルランドへの渡航は、以下の国際空港の利用が可能です。

イギリスおよび北アイルランドへの渡航に必要な電子渡航認証「ETA」について

2025年1月8日より、ビザを取得せずに日本からイギリスまたは北アイルランドへ渡航する際は、電子渡航認証ETAの取得が必須となりました。ETAを利用しての入国目的は観光、家族または友人の訪問、商用、短期留学に限られ、審査が承認されると最長6か月間の滞在が認められます。ETAはオンライン申請のみとなり、ウェブサイトまたはアプリから手続きが可能です。また、申請には期限が有効なパスポート、メールアドレス、クレジットカード、3か月以内に撮影した顔写真のデータが必要となります。審査は最長で3日間、結果は登録のメールアドレス宛に通知されます。乳幼児や子供も含めた渡航者全員がETAを取得する必要があるため、未成年者の申請はご家族が代理で行ってください。

United Kingdom / イギリス

  • London Heathrow Airport / ロンドン・ヒースロー空港
  • London Gatwick Airport / ロンドン・ガトウィック空港
  • Birmingham Airport / バーミンガム国際空港
  • Manchester Airport / マンチェスター空港
  • Belfast International Airport / ベルファスト国際空港
  • Edinburgh Airport / エディンバラ空港
  • Glasgow International Airport / グラスゴー国際空港
  • Cardiff Airport / カーディフ国際空港
  • Isle of Man Airport / マン島空港

Ireland / アイルランド

  • Dublin Airport / ダブリン空港
  • Shannon Airport / シャノン空港

ETIAS(エティアス)申請方法と渡航要件

ETIAS(エティアス)は、日本を含むビザ免除対象国者がヨーロッパ諸国へ短期観光または商用を目的として入国する場合に申請が必須となります。ヨーロッパ諸国に90日間以上の滞在を予定している場合や、就労または留学を目的として渡航する方は対象外となるためビザの取得をご検討ください。
ETIAS申請はオンラインのみとなり、審査が承認されると登録したメールアドレスに“渡航認証許可”の通知が届きます。申請では氏名、住所、パスポート情報などの入力と、現在の健康状態、過去の犯罪歴に関する質問に回答してください。通常は申請から96時間以内に結果が通知されますが、申請内容によっては追加書類の提出が求められ審査に最大30日かかる場合もあるため早めの手続きが推奨されます。
ETIAS(エティアス)申請には、下記に記載の物を事前にご準備ください。

  • ICチップが搭載された有効期限内のパスポート
  • スムーズな送受信が可能なメールアドレス
  • 申請費用の決済に使用するクレジットカード

クレジットカードはVISA、Master Card、JCB、Diners Club、American Expressをご利用いただけます。また、ご利用されるカードは申請者本人の名義でなくても構いません。
ETIAS(エティアス)は各国在日大使館・総領事館の管轄外となるため、問い合わせは受け付けておりません。申請方法でご不明点がある場合は“ETIAS(エティアス)の申請方法”をご確認ください。

ETIAS(エティアス)と
ヨーロッパ渡航の最新情報
最終更新日: 2025年4月2日

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更新日 : 2025年4月2日

  • ETA
  • EU
  • ビザ
  • 渡航情報
  • 観光
  • 電子渡航認証

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  • EES
  • ETIAS
  • EU
  • シェンゲン協定加盟国
  • 渡航情報
  • 観光

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更新日 : 2025年2月26日

  • ETIAS
  • EU
  • シェンゲン協定加盟国
  • 渡航情報
  • 観光

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ルクセンブルク渡航のETIAS(エティアス)申請とビザの有無・出入国に関する最新情報

更新日 : 2025年1月4日

  • ルクセンブルク
  • 新型コロナウイルス
  • 渡航情報
  • 規制緩和

目次 ルクセンブルク渡航のためのETIAS(エティアス)について ETIAS(エティアス)は2025年の導入を予定している「電子渡航認証制度」で、ルクセンブルクを含むシェンゲン協定加盟国へ渡航する際に申請が求められます。…

ETIAS(エティアス)
申請が必要な主要空港

Estonia / エストニア

Bulgaria / ブルガリア

Lichtenstein リヒテンシュタインには空港が無いため、隣国からバスなどの手段を推奨しております。その場合もETIAS(エティアス)が必要となります。

ETIAS(エティアス)申請とは

ETIAS(エティアス)申請とは

2026年から導入予定のETIAS(エティアス)は、ヨーロッパ渡航を希望する外国人が安全であるか入国の適格性を審査する事前渡航認証システムです。

ETIAS申請とは

ETIAS(エティアス)の申請方法

ETIAS(エティアス)の申請方法

ETIAS(エティアス)申請の際に想定される入力項目や質問事項などについて紹介します。申請はオンラインで行い、年齢を問わず全ての渡航者が取得する必要があります。

ETIASの申請方法

ETIAS(エティアス)申請対象の国

ETIAS(エティアス)申請対象の国

ETIAS(エティアス)はどの国へ渡航する際に取得していなければいけないのでしょうか?ヨーロッパ渡航でETIAS申請が必要となる30の対象国について解説します。

ETIAS申請対象の国

シェンゲンビザとは?

シェンゲンビザとは?

シェンゲン協定に加盟する30か国へ渡航する際はシェンゲンビザが必要ですが、日本国籍者がいくつかの条件を満たした場合はビザ取得が免除されます。

シェンゲンビザとは?

ETIAS(エティアス)に関するご質問

Q1. シェンゲンビザとETIASの違いは何ですか?

シェンゲンビザとはシェンゲン協定加盟国30か国において観光やビジネスを目的に90日以内の短期滞在で入国する際に必要となるビザです。ETIASは今後ヨーロッパで導入される電子渡航認証制度を指します。現在、日本を含むビザ免除の対象となる国民はシェンゲンビザを取得する必要はなく、パスポートのみでシェンゲン協定加盟国への渡航が認められています。ただし、ETIAS導入後はパスポートのみでの渡航は許可されず、渡航前にオンラインにてETIASを申請し渡航許可を取得する必要があります。シェンゲンビザに関する詳しい内容はシェンゲンビザ(短期訪問ビザ)とは?をご確認ください。

<シェンゲンビザとETIASの主な違い>

シェンゲンビザ ETIAS
有効期限 6か月 3年間
申請方法 大使館での申請・面接が必要 オンラインにて申請が可能
取得までの期間 約2~4週間 即日~4週間

Q2. ETIASはいつから導入されるのですか?

ETIASの導入時期は2021年を予定していましたが、2026年に延期となりました。
ETIASはヨーロッパ圏内における入国管理の強化を目的として導入される渡航認証制度です。渡航前の申請により安全保障上において脅威をもたらす人物を特定することが可能となり、圏内の安全、不法移民の抑止などを目的として調整と準備が進められています。また、導入後は事前に渡航者の情報が通知されることから現地での入国審査がスムーズになり、空港での混雑緩和や審査の時間短縮に繋がると期待されています。ETIAS申請に関する詳しい内容はETIAS申請とはをご確認ください。

Q3. ETIASの有効期限は何年間ですか?

ETIASの有効期限は取得日から3年間となります。ただし、申請の際に使用したパスポートの有効期限が3年以内に失効となる方は、パスポートの有効期限日と同日にETIASも失効となりますのでご注意ください。ETIASの有効期間内であれば一度の渡航につき最長90日間の滞在が認められます。なお、年齢を問わず申請が必要となります。未成年者であってもETIAS申請は必須となりますので、家族旅行の際はお子さまの申請手続きも忘れずにお願いします。

Q4. ETIASはどのように申請するのですか?

ETIASはオンラインにて申請が可能です。申請の際は期限が有効なパスポートとクレジットカードをご用意ください。クレジットカードはご本人名義のものでなくても構いません。ETIASは申請フォームに必要事項を英語(ローマ字)にて入力する必要があります。現段階で想定される主な入力事項は以下の通りです。

  • 氏名、性別、生年月日
  • パスポート番号、パスポートの発行日、パスポートの有効期限日
  • 現住所、国籍、出生地
  • メールアドレス、電話番号
  • 最初に入国を予定している国
  • 現在の就労先または在学先に関する情報

上記に加え過去の犯罪歴や渡航履歴など、入国の適性を判断するため幾つかの質問に回答する必要があります。
ETIASは申請から審査結果が通知されるまで最大4週間程かかる場合があります。ヨーロッパへの渡航が決まった段階で申請を行うことを推奨します。ETIASの申請方法に関する詳しい内容はこちらをご確認ください。

Q5. 日本以外の市民でもETIAS申請は必要ですか?

ETIAS導入後は以下の国と地域のパスポート保有者が申請の対象となります。

日本、韓国、台湾、香港 (※)、マカオ (※)、シンガポール、オーストラリア、アルバニア、アンティグアバーブーダ、イギリス、アルゼンチン、ジョージア、バルバドス、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブラジル、バハマ、ブルネイ、カナダ、チリ、コロンビア、コスタリカ、ドミニカ、エルサルバドル、グレナダ、グアテマラ、ホンジュラス、イスラエル、キリバス、マレーシア、マーシャル諸島、モーリシャス、アメリカ合衆国、メキシコ、ミクロネシア、モルドバ共和国、モンテネグロ、ニュージーランド、ニカラグア、北マケドニア、パラオ、パナマ、パラグアイ、ペルー、セントクリストファー・ネービス、セントルシア、セントビンセント及びグレナディーン諸島、サモア、セルビア、セイシェル、ソロモン諸島、東ティモール、トンガ、トリニダード・トバゴ、ツバル、ウクライナ、アラブ首長国連邦、ウルグアイ、ベネズエラ、コソボ

※中華人民共和国の特別行政区

※対象国は随時更新や変更となる場合があります。

Q6. ETIASで滞在可能な期間は最大何日ですか?

ETIASを取得した方はシェンゲン協定加盟国へ訪問する際、一度の渡航につき最長90日間の滞在が可能です。シェンゲン協定とは加盟している国家間において出入国審査なしで越境を認める制度で、現在はドイツ、フランス、イタリアなどヨーロッパ主要国を含む30か国が加盟しています。ETIASの有効期間内であれば半年(180日)のうち、90日以上シェンゲン圏内に滞在していない事を条件に複数回の渡航が認められます。90日以上の長期滞在や頻繁にヨーロッパへ渡航する方はビザ取得をご検討ください。なお、滞在可能な期間に関する詳細はシェンゲンビザ(短期訪問ビザ)とは?をご確認ください。

Q7. ETIASとEESの違いは何ですか?

EESとは、空港で渡航者の情報(氏名、国籍、指紋データなど)を読み取る自動登録システムです。空港の専用機器にパスポートをスキャンする事で登録されるため、事前の申請は必要ありません。EESは入国手続きの効率化を目的に導入が進められ、読み取った渡航者の出入国記録やパスポート情報はデータベースにて暗号化し管理されます。 一方、ETIASはビザ免除対象国の市民がヨーロッパ諸国へ渡航する際に必要な事前渡航認証システムです。国境警備の強化やテロなどの犯罪防止を目的として、導入が予定されています。事前に行われる審査では、渡航者が安全かつ入国に相応しい人物であるかを幾つかの質問を通して判断します。そのため渡航者は事前に申請手続きを行い、ETIASを取得する必要があります。ETIASの取得が確認できない場合は、飛行機の搭乗を拒否されるためご注意ください。

最終更新日: 2025年4月2日