世界的に新型コロナウイルスの流行が続く中、感染者が減少するギリシャでは経済回復に向けて規制緩和が進められています。
ギリシャ政府は3月23日から講じていたロックダウン措置を5月4日より段階的に緩和。既に市民の外出制限が解除され、全国の小売店や美容室、ビーチも運営を再開しています。5月18日からは国内およびクレタ島への移動も許可され、動植物園や美術館、古代遺跡などの文化施設やショッピングモールも運営を再開しました。
カテリナ・サケラロプル大統領は5月18日、人気の高い観光地の一つアクロポリスを訪れ、古代遺跡の運営再開を自らアピールしました。
アクロポリスや主要な観光地では運営再開にあたりマスクとプラスチックのフェイスシールドを装備した警備員を配置。観光客に対し入場時に社会的距離の保持を勧告しています。
文化大臣のリナ・メンドーニ氏は声明において、「ギリシャは新型コロナウイルスへの対応で世界から信頼を勝ち取ることができました。観光シーズンに向けて観光客を迎える準備が整っています」と述べ、ギリシャ経済を支える観光産業の早期回復を目指す意向を示しました。
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