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中国における新型コロナウイルス感染急拡大を鑑みて、日本政府は日本時間2022年12月30日より同国から訪れる渡航者を対象に水際対策を強化しました。中国に対する追加の検疫措置はイタリア、スペイン、フランスなど主要なヨーロッパ諸国も導入し、渡航者の受け入れに警戒を強めています。
日本政府が施行する検疫強化措置の概要は下記の通りです。
過去7日間に中国(香港とマカオを除く)で滞在歴があり、中国またはマカオから直行便で入国・帰国する方
- 日本到着の6時間前までに下記を“Visit Japan Web”へ登録
- 出国前72時間以内に実施した新型コロナウイルス検査による陰性証明書
- 搭乗時に陰性証明書または“Visit Japan Web”登録後に送信される二次元コードを提示
- 入国時の新型コロナウイルス検査
過去7日間に中国(香港とマカオを除く)で滞在歴があり、中国またはマカオから直行便以外で入国・帰国する方
- 日本到着の6時間前までに下記いずれかを“Visit Japan Web”へ登録
- 3回の接種完了を示すワクチン接種証明書
- 出国前72時間以内に実施した新型コロナウイルス検査による陰性証明書
- 搭乗時に上記いずれかの証明書または“Visit Japan Web”登録後に送信される二次元コードを提示
- 入国時の新型コロナウイルス検査
過去7日間に中国(香港とマカオを除く)で滞在歴がなく、マカオから直行便で入国・帰国する方
- 日本到着の6時間前までに下記を“Visit Japan Web”へ登録
- 出国前72時間以内に実施した新型コロナウイルス検査による陰性証明書
- 搭乗時に陰性証明書または“Visit Japan Web”登録後に送信される二次元コードを提示
- 入国時の新型コロナウイルス検査
なお、下記の方は通常の検疫措置が適用されます。
- 過去7日間の滞在歴が香港のみの方
- 過去7日間の滞在歴がマカオのみで、直行便以外で入国・帰国する方
※“Visit Japan Web”とは
検疫・入国審査・税関申告を行うウェブサービスで、「質問票」「新型コロナウイルス陰性証明書またはワクチン接種証明書」を登録することで空港での迅速な入国手続き(ファストトラック)が可能となります。当該国から直行便で入国・帰国する際は、ワクチン接種証明書を登録済みの方も陰性証明書の再登録が必要です。登録ができない方は書面での提示も認められますが、手続きに時間がかかる場合があります。有効な証明書が確認できない方は搭乗が拒否されるため、政府は空港でのトラブル回避にVisit Japan Webの利用を強く推奨しています。
詳しくは厚生労働省「令和5年1月12日以降、中国から入国される方へ」をご確認ください。