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2025年1月8日より、日本からイギリスへビザなしで渡航をする場合は電子渡航認証システム「ETA(イータ)」の取得が義務化されます。ETAとは、ビザ免除プログラム対象国(VWP)の市民がイギリスへ6ヵ月以内の観光、親族訪問、商用、留学目的で滞在する際に必要となる電子渡航認証システムです。入国だけでなく英国で乗り継ぎをする場合も申請が求められます。アメリカのESTAや韓国K-ETAに倣う形で実施され、ETAを導入することで入国審査の迅速化や渡航者の事前情報取得による犯罪防止が期待されます。
ETAの申請は、2024年11月27日から開始されました。申請手続きはオンラインまたはアプリで行い、必要事項を入力し申請費用を支払うことで完了します。申請費用は10ポンドで、審査結果は通常3日以内に登録メールアドレス宛に認証可否通知が届きます。ETAは発行日から2年間有効で、有効期限内であれば複数回の渡航が可能です。イギリス政府は、「4月2日までにはビザ免除対象国すべての渡航者がETAの取得が必要になる」と発表しました。