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欧州連合(EU)は、ETIAS(欧州渡航情報認証制度)を2025年内に導入を予定。導入から6か月間は移行期間と称し、ETIAS 渡航認証を取得していない渡航者でもEU諸国への入国が認められます。また、移行期間が終了した後に猶予期間へと移行。猶予期間中に初めてEUへ入国する渡航者は、いくつかの基準を満たしている場合に限りETIAS渡航認証を取得せずに入国が認められます。
ETIASは、日本を含むビザ免除対象国の市民がシェンゲン協定加盟国へ90日以内の滞在をする際に必要となる電子認証制度です。渡航目的は一般的な観光や短期ビジネスと、シェンゲン協定加盟国での乗り継ぎに限定されます。ETIAS申請方法はオンラインのみとなり、氏名、住所、パスポート情報などの入力と渡航目的などの回答が求められます。ETIASは米国のESTAと類似する渡航認証システムで、EU諸国内の安全対策の強化と入国審査の混雑緩和を目的として導入が予定されています。
参考元:Schengen News・European Union