ETIAS(エティアス)申請とは
更新日 : 2025/07/23
Contents

ETIAS(エティアス)とは
ETIAS(エティアス)とは新たにヨーロッパ諸国へ入国する際に必要となる「事前渡航認証システム」です。
ETIAS(エティアス)の正式名称は”European Travel Information and Authorisation System”と表記します。
日本語では「欧州渡航情報認証制度」と訳され、一般的なヨーロッパ諸国への旅行であれば簡単な手続きだけでビザが不要になるという渡航者にとって便利なシステムです。
ETIAS(エティアス)が必要となる対象国は?
渡航の際にETIAS(エティアス)が必要となる国は現在30か国となります。(2025年3月現在)
ETIAS(エティアス)対象国
- アイスランド
- イタリア
- オランダ
- エストニア
- オーストリア
- ギリシャ
- クロアチア
- スイス
- スペイン
- スロバキア
- スウェーデン
- スロベニア
- チェコ
- デンマーク
- ドイツ
- ノルウェー
- ハンガリー
- フランス
- フィンランド
- ベルギー
- ポルトガル
- ポーランド
- マルタ
- ラトビア
- リトアニア
- リヒテンシュタイン
- ルクセンブルグ
- ブルガリア
- ルーマニア
- キプロス
ETIAS(エティアス)は、2025年よりシェンゲン協定への加盟が予定されているキプロスへ渡航する際も申請が必要となる見込みです。
ETIAS(エティアス)の導入は2021年後半を予定していましたが、2026年に変更となりました。
ETIAS(エティアス)導入後、日本を含むビザ免除対象国である約59か国の市民が上記の国へ渡航する場合、事前にETIAS(エティアス)申請を済ませておく必要があります。
ETIAS(エティアス)申請料金と有効期限
ETIAS(エティアス)の申請費用について
ETIAS(エティアス)申請の費用は7ユーロで、18歳未満と70歳以上は無料となる見込みです。なお、ETIAS(エティアス)申請はオンラインにて行われます。そのため、ネット環境に繋がるパソコン、スマホ、タブレットと送受信が可能なメールアドレスが必要となります。また、お支払いは各種クレジットカードかPaypalアカウントでの決済となります。銀行振込やコンビニ支払などでの決済は出来ませんのでご了承ください。なお、ETIAS(エティアス)は欧州連合代表部(EU大使館)や領事館の管轄外となるため、ETIAS(エティアス)申請やお問い合わせは受け付けておりません。
ETIAS(エティアス)の有効期限について
ETIAS(エティアス)の有効期間は原則として3年間となります。ETIAS(エティアス)の有効期間内であれば何度でも対象国に渡航することが可能です。ただし、3年以内にパスポートの有効期限が切れてしまう場合は、パスポートの有効期限日を以てETIAS(エティアス)も失効となりますのでご注意ください。パスポートの有効期限が迫っている方は、パスポートを更新した後にETIAS(エティアス)申請を行う事をお勧めします。なお、ETIAS(エティアス)を利用して渡航する場合は、ビザを取得せずに渡航する際の入国条件と同様に、一度の渡航につき最長90日以内の滞在が認められます。ETIAS(エティアス)を利用する場合、渡航目的は一般的な観光か現地での就労を伴わない短期のビジネスに限定されます。91日以上の滞在やETIAS(エティアス)加盟国での就労(アルバイトを含む)を希望する方はビザの取得が必要となりますので、ご自身の目的に合わせたビザの申請をご検討ください。

ETIAS(エティアス)申請時の入力情報
ETIAS(エティアス)申請の際に入力が必要となる主な情報は下記の通りです。入力した情報と様々なデータベースとを照合し、入国審査が行われます。
申請者情報
氏名、性別、生年月日、国籍など申請者に関する基本的な情報
パスポート情報
申請者が所持しているパスポートに記載されているパスポート番号、発行日、有効期限日、他国のパスポート所持などの情報
連絡先情報
現在お住まいのご住所、出身地、メールアドレス、緊急連絡先などの情報
その他質問
最初に入国する国、滞在先、両親の名前、現在の就労先や在学先に関する情報など
ETIAS(エティアス)を利用してEU圏内へ渡航する場合、最初に入国した国にて入国審査が行われます。次のEU圏内の国へ入国する際、入国審査は行われません。
適格性の質問
犯罪歴、戦争地域国への渡航歴、過去のオーバーステイの有無などの質問
決済に関する情報
申請費用の決済に使用するクレジットカード番号、有効期限などに関する情報
ETIAS(エティアス)申請の際の注意点
ETIAS(エティアス)申請の際、申請者情報とパスポート情報の入力は非常に重要となります。全て英語(ローマ字)にて入力する必要がありますので慎重な入力を心がけましょう。万が一、間違えて登録をしてしまった際は再申請が必要となる場合がありますのでご注意ください。
適格性に関する質問で1つでも「はい」の該当がある方はETIAS(エティアス)を利用してのEU渡航が認められないことが予想されます。申請の結果、「渡航認証拒否」と通知された方は目的に応じたビザの申請をご検討ください。
以上の申請項目は暫定であり、今後変更となる場合もありますのでご了承ください。
ETIAS(エティアス)取得までにかかる時間
申請後、ETIAS(エティアス)に加盟する国への渡航が認められた場合は「渡航認証許可」の通知がEメールにて届きます。結果の通知までに要する時間は当日中を予定されていますが最大30日ほどかかる場合もあると告知されているため、十分に余裕を持って申請を行うことを推奨します。
ETIAS(エティアス)の利用条件
ETIAS(エティアス)を利用する場合、渡航の目的は下記のいずれかに限定されます。
- 一般的な観光
- 短期のビジネス
- 目的地に向かうための乗り継ぎ、乗り換え
ETIAS(エティアス)は主に90日以内の観光などを目的として欧州へ渡航する方が利用できる渡航認証制度です。ビザとは性質が異なるため、「渡航認証許可」を取得しても必ず入国できる保証はございません。入国審査は最初に到着するETIAS(エティアス)対象国の空港にて行われ、入国可否の判断は入国審査官に委ねられます。渡航当日までにETIAS(エティアス)申請を済ませていない方は飛行機や船舶への搭乗拒否が予想されますので、渡航が決まった段階で早めに申請を行うことをお勧めします。
ETIAS(エティアス)の承認が許可されなかった場合
ETIAS(エティアス)申請後、審査結果が通知されるまでに最大で30日かかることが予想されます。何らかの理由により審査結果が「渡航認証拒否」となった方はETIAS(エティアス)を利用しての欧州渡航は認められませんので、該当国の大使館・領事館にてビザの申請をご相談ください。
なお、ETIAS(エティアス)申請で「渡航認証拒否」となった場合、具体的な理由は申請者へ告知されることはございません。結果のみが通知されますのでご了承ください。