ドイツ渡航のETIAS(エティアス)申請とビザの有無・出入国に関する最新情報

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ドイツ渡航のETIAS(エティアス)申請とビザの有無・出入国に関する最新情報

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目次

ドイツ渡航のためのETIAS(エティアス) について

ドイツを含むシェンゲン協定加盟国へ渡航する際に必要となるETIAS(エティアス)は、2025年の導入を予定しています。導入後はオンラインによる事前申請が必須となります。
ETIAS(エティアス)はシェンゲン協定加盟国の29か国へ渡航する際に必要となる「電子渡航認証制度」です。なお、シェンゲン協定加盟国の追加により、ETIAS(エティアス)申請対象国は変更となる場合があります。2024年3月31日よりシェンゲン協定加盟国にブルガリアとルーマニアの追加が予定されており、ETIAS(エティアス)導入後は渡航の際に申請が必要となる見込みです。イギリス、アイルランドはシェンゲン協定における「国境検査撤廃制度」の対象外となるため、ETIAS(エティアス)の申請は不要です。
ETIAS(エティアス)の有効期間は3年間となります。ただし、3年以内にパスポートの有効期限が切れてしまう場合は、パスポートの有効期限日を以てETIAS(エティアス)も失効となりますのでご注意ください。ETIAS(エティアス)の有効期限内であれば、半年(180日)のうち91日以上シェンゲン圏内での滞在歴がないことを条件に複数回の渡航が認められます。91日以上の長期滞在や頻繁にヨーロッパへ渡航する方はビザ取得をご検討ください。

ドイツ渡航のETIAS(エティアス)申請の必要書類

ETIAS(エティアス)の申請には、パスポート番号や国籍、有効期限などの情報を入力しなければなりません。そのため、予め期限が有効なパスポートとクレジットカードを用意しておきましょう。なおパスポートは、3か月~6か月以上の残存有効期間があるものが推奨されています。申請後、ETIAS(エティアス)は入力したパスポート情報をシステム上で管理されます。承認されたETIAS(エティアス)は、ほかのパスポートに移すことはできません。万が一、パスポートの有効期限が切れた場合はETIAS(エティアス)の再申請を行ってください。

ドイツ渡航のETIAS(エティアス)申請の流れ

ETIAS(エティアス)の申請はオンラインのみとなります。申請の際は期限が有効なパスポートとクレジットカードをご用意ください。クレジットカードは申請者ご本人名義でなくても構いません。ETIAS(エティアス)は申請フォームに必要事項をすべて英語(ローマ字)にて入力する必要があります。予定されている主な入力項目は以下の通りです。

  • 氏名、性別、生年月日
  • パスポート情報(パスポート番号、発行日、有効期限)
  • 現住所、国籍、出生地
  • メールアドレス、電話番号
  • 最初に入国を予定している国
  • 現在の就労先または在学先に関する情報

上記に加え過去の犯罪歴や渡航履歴など、入国の適性を判断するため幾つかの質問に回答する必要があります。また、現在の病状や感染性、伝染性などの疾患に関する質問も予定されています。
ETIAS(エティアス)は申請から審査結果の通知までに最大30日ほどかかることが予想されますので、渡航が決まった段階での申請を推奨します。
申請方法に関する詳細は「ETIAS(エティアス)の申請方法」をご確認ください。

政府公式および大使館サイト

  • ドイツ連邦政府公式サイトはこちら

  • 在日ドイツ大使館
    所在地:東京都港区南麻布4-5-10
    電話番号:(03) 5791-7700
    公式ウェブサイト:在日ドイツ大使館

  • 在ドイツ日本国大使館
    所在地:Hiroshimastraße 6,10785 Berlin
    電話番号:49-3021-0940
    公式ウェブサイト:在ドイツ日本国大使館

現在の渡航状況

日本からドイツへの渡航について

感染症の危険度を示す渡航レベルの指定はありません

ドイツでは新型コロナウイルスの防疫を目的として、2020年3月より入国制限を施行。欧州諸国市民やドイツでの継続的な滞在許可を有する方を除き、原則として入国禁止となりました。入国制限は段階的に緩和され、2020年7月よりオーストラリアなど欧州域外の一部の国からの入国を許可。日本からの入国はEU理事会による入域制限緩和の勧告に基づき一時許可されましたが、感染状況の悪化に伴い同年9月より再び禁止となりました。新型コロナウイルスワクチンの普及を受け、政府は2021年6月よりワクチンの接種完了を条件とする新たな入国要件を施行。「変異株蔓延地域(Virusvarianten-Gebiet)」※を除く全ての国からの入国を認めました。2022年3月、感染リスクが高い「ハイリスク地域(Hochrisikogebiet)」※から全ての国と地域が除外されたことで、日本からの渡航者も条件付きで観光目的での入国が可能となりました。6月11日にはワクチン接種証明書や入国理由を証明する疎明文書の提示も不要となり、コロナ禍以前と同様に往来が可能です。

日本からの入国について(2023年1月25日更新)

観光目的を含め、日本からの渡航者はワクチン接種証明書、陰性証明書、入国理由を証明する疎明書類(入学許可証や葬儀の招待状など)の提示をせずに入国が認められます。

滞在中の感染対策について(2024年2月17日更新)

2023年4月8日、ドイツ国内での制限措置は全て撤廃されました。また、各州が定める制限措置も全て撤廃されています。
詳細は在ドイツ日本国大使館の「新型コロナウイルス関連情報」をご確認ください。

ドイツから日本への渡航について

新型コロナウイルスの防疫を目的とした水際対策措置は、2023年4月29日を以て撤廃されました。ドイツを含む全ての国・地域から日本へ入国する渡航者は質問票の登録や陰性証明書の提示は必要ありません。
詳しくは「ヨーロッパから日本へ入国する方へ」をご確認ください。

ドイツのビザ申請情報

ドイツ国内の大学や語学学校への留学を目的として長期滞在を希望する方はビザの取得が必要です。
原則として91日以上の滞在はビザが必要となりますが、就労を目的として渡航する場合は滞在期間を問わずビザ取得が求められます。
ドイツのビザ申請方法に関する詳細は「ドイツのビザ申請方法」をご確認ください。

入国に関する最新情報

連邦政府が感染対策の強化を発表 商業施設や飲食店でマスク着用義務を再導入(2022年9月16日発表)

連邦政府は16日、マスク着用と新型コロナウイルス検査義務の再導入を議会で可決したと発表。10月1日より商業施設や飲食店、イベント会場ではマスク着用が義務付けられ、医療・介護施設の入場者は陰性証明が必須となります。マスクはFFP2など医療用マスクのみ認められ、6~13歳の児童に限り不織布マスクの使用が認められます。
10月1日より施行される感染対策は下記の通りです。

  • 公共交通機関、飲食店、商業施設、イベント会場の屋内エリアではマスク着用が義務付けられます。
    ※航空機内は適用外
  • 1.5メートルの社会的距離が保持できない屋外イベントではマスク着用が義務付けられます。
    ※陰性証明が可能な方は免除
  • 医療・介護施設ではマスク着用と新型コロナウイルス検査による陰性証明が義務付けられます。
  • 教育機関と保育施設では新型コロナウイルス検査による陰性証明が義務付けられ、小学5年以上の児童はマスク着用も求められます。

政府は屋内エリアでのマスク着用義務を再導入する一方、航空機内のみ適用外としました。カール・ラウターバッハ保健相は航空機と比べその他公共交通機関の利用者が多いと説明し、「長距離鉄道やバス、電車では引き続きマスクが必要です」とコメント。感染拡大が懸念される秋冬に向けて規制強化の重要性を強調し、市民へ感染対策の遵守を要請しました。

ドイツの観光情報

ヨーロッパの中部に位置するドイツは9か国(デンマーク、ポーランド、チェコ、スイス、オーストリア、フランス、ベルギー、ルクセンブルク、オランダ)と国境を接し、シェンゲン協定加盟国の中で最も人口が多い国です。欧州連合(EU)の創設に携わった国として、政策の立案に大きな影響を与えました。
1989年にベルリンの壁が崩壊して以来、独自の様式美と都会的な魅力を併せ持つ国として人気が上昇。気品ある古城や整備された街並みなど、ヨーロッパの中心部として栄えてきた歴史と文化を感じることができます。バッハやベートーヴェンなど偉大な音楽家を生み出したドイツには、中世の街並みが広がるロマンチック街道やグリム童話ゆかりのメルヘン街道など芸術に関連した観光地が数多くあります。文化遺産49か所のほか自然遺産が3か所あり、計52か所が世界遺産に登録されました(2024年2月時点)。また、名産品として知られるビールは国内統一の銘柄はなく、“ヘレス”や“ピルスナー”など各地で異なる品種を味わえます。ソーセージも地域ごとに特産があり、ドイツならではの伝統的な食文化を堪能できるでしょう。
日本から渡航する際は、成田国際空港羽田空港関西国際空港名古屋国際(セントレア)空港フランクフルトを結ぶ直行便のほか、羽田⇔ミュンヘン、成田⇔デュッセルドルフ線の直行便があります。

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